ヘアデザイン 宮崎亮

2019年のヘアデザインの雰囲気

投稿日:

こんにちは、宮崎です。

 

ヘアデザインの”今っぽさ”は、
自然と常に少しずつ変化しています。
そしてある時、
急に強く特徴が表れてきます。
しかし、変化に意識し続けないと、
その特徴(今っぽさ)に気づけないこともあります。

 

東京や大阪などの都会に身を置いていれば、
自然とそれに触れることができます。
だけど、
地方にいると少しその変化を感じるのに
時間がかかることがあります。

 

なので、
10年以上前は表参道を2往復もすれば、
今のトレンドが自然とわかると言われ、
あえて東京の研修に参加して、
終われば表参道を良く歩いたものです。

 

今でも記憶にあるのは、
表参道ですれ違う人の多くが
でっかいサングラスをしていて、
なんだか滑稽に思えたことです。

 

しかし、今は、テクノロジーのおかげで
表参道を歩かなくても、
今っぽさを簡単に掴むことが
できてしまう時代です。

 

インターネットでSNSをチェックすれば、
都会でも地方でも
同じスピードで感じることができます。
厳密には、バーチャルとリアルでは
感じ方は違うと思いますが、
変化の流れはつかめます。

 

僕が最近チェックしているのが、
TikTok(ティックトック)や
Pinterest(ピンタレスト)という
SNSです。

 

そして、
最近感じるヘアデザインの今っぽさで
随分変わったなーて思うのが、
前髪と髪の動き(ウェーブの質感)です。

 

バブル時代の雰囲気が
今風になって戻ってきた感じや、
韓国の雰囲気が影響しているのだと思います。

 

前髪は、額が透けて見える程度に薄めで
顔まわりのニュアンスになるような
デザインになってきています。

 

 

髪の動きは、くせ毛風にルーズで、
波打つような立体感のあるウェーブが
今っぽさを引き立てる感じです。
昔で言えばソバージュですね。
あんなに細かくなくパサパサしてませんが、、、

 

しかし、今の”今っぽさ”というのは、
ある特定の髪型や長さが
流行るわけではありません。

 

・ボブに今っぽい質感をプラスする
・ミディアムレイヤーに”今っぽさ”をプラスする
・ショートを今っぽくスタイリングする
・いつも通りだけど、前髪だけ今っぽい感じに変える
・ヘアカラーで今っぽく楽しむ

 

こんな感じで、
デザインを楽しむことができるので
とても面白い時代だと思います。
また、
それは若者層だけの今っぽさではなく、
それぞれの世代のヘアデザインに
プラスして楽しむことができます。

 

ですから、デザインの土台となる、
王道的に美しいシルエットやカットライン、
その人の個性や骨格を美しく見せる調整方法が
とても重要になってくる時代とも言えます。

 

もちろんそこには、
髪質の美しさや
エネルギーの高さも入っています。
頭頂部や分け目付近の
髪の根元の立ち上がりも
今っぽさにはすごく重要です。
プログレスも陰ながらとても重要なんです。

 

もう春になります。
風や日差しが、
人の気分を春にしてくれてます。

 

春は変化の芽がでる時ですから、
ヘアデザインも少しだけ今っぽさを意識して
変化させてみるのもの良いかもしれませんね。

 

ヘアデザインを変えると、
日常の髪の触り方や
セットの仕方なども変わってきて
ライススタイルにも変化が出てきます。
ちょっとした刺激にもなりますね。

 

今回は、前髪や髪の動きを中心に
今っぽさをお伝えしてきましたが、
他にも、
カラーデザインやシルエットなどなど
いろんな要素が変化しています。

 

ぜひあなたも、SNSをチェックしてみたり、
サロンでお話ししたりして、
時代の流れを意識してみてくださいね。

 

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Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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