食育

美容効果のある甘酒の選び方と効果

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寒くなると飲みたくなる甘酒は冬の飲み物だと思ってませんか?
しかし、甘酒は”飲む点滴”や”飲む美容液”とも言われるくらい、冬だけに飲むというのはもったいないくらいのスーパードリンクなのです。

甘酒は栄養が豊富と言われますが、健康にも美容にももちろん効果的な甘酒には”酒粕から作られる甘酒”と”米麹から作られる甘酒”の2種類があります。美容効果を期待するならおすすめは”米麹で作られた甘酒”です。

 

米麹と酒粕の違い

《米麹の甘酒》

米麹を発酵させて作っている。
砂糖を加えずに、米に含まれるデンプンを糖化させて甘みをだすので、
砂糖不使用、低カロリー、ノンアルコール

《酒粕の甘酒》

酒粕には甘味がないため、大量の砂糖をいれて甘さをだしている
アルコール分がある
タンパク質、ビタミンは米麹より豊富

どちらも良い成分をたくさん含んでいるので、酒粕の甘酒はダメというわけではないですが、ダイエットやアンチエイジングを期待するならやはり、砂糖を使っていない米麹の甘酒を選びましょう。

 

甘酒の効果

①疲労回復

甘酒は”のむ点滴”とよばれるくらい栄養が豊富といわれますが、これは甘酒に含まれるアミノ酸・ブドウ糖・ビタミン類などが点滴の成分ににているからです。
体内への吸収率が90%と高いので、疲労回復効果があります。

②ダイエットに効果的

食事前に少量飲んでみてください。ブドウ糖が満腹中枢を刺激するので、食べ過ぎを防いでくれます。またビタミンB群が脂質の代謝を促進してくれますし、アミノ酸と酵素にも脂肪の燃焼効率を高めてくれる働きがあります。

③便秘解消

甘酒に含まれるオリゴ糖や食物繊維繊維が、腸内環境を整えます。

④美肌効果(アンチエイジング)

含まれるビタミンB6、B2には保湿やハリなどの弾力を高める働きがあり、お肌がしっとりとします。アミノ酸や麹にに含まれるコウジ酸にはシミの原因となるメラニンを抑制する働きがあります。

 

1日の目安量

体に良い甘酒でも、たくさん飲めば良いというわけではありません。1日の目安の摂取量は200cc以下です。米麹で作られた甘酒は砂糖が含まれていないので、100g 81kCalと低カロリーですが、飲みすぎると甘酒に含まれたブドウ糖が急激に血糖値を上げすぎてしまうので、毎日コップ1杯くらいを目安に続けてみましょう。

 

ご自分で酒粕や麹から甘酒を作るのがもちろん良いですが、今は市販でも、酒粕のものも米麹のものもどちらも売られています。
しかし市販で売られているものはだいたいが加熱処理されていますので、酵素やビタミンがいくらか失われていることが多いため、生の甘酒を買われることをおすすめします。

 

私は甘酒は大好きですが、好き嫌いがある飲み物だと思います。
ご自分で作る場合は酒粕で作るほうが簡単なはずです。ダイエットなどの目的なら、米麹のほうが良いですが、酒粕の場合も栄養は豊富ですので、砂糖の量などを調節されると良いかと思います。

 

もし作られるときは、吟醸酒の酒粕などを選ぶと美味しくなるそうです。もともとわたしもあまり好きではなかったのですが、お正月に手作りの甘酒をいただいて飲んだらそれがすごく美味しかったことから大好きになりました。
通販で見ると甘酒の種類もたくさんあります。甘さなどもいろいろなのでぜひご自分に合う甘酒を見つけてみてください

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KYOMI

味田京実。1981年生まれ。岐阜県養老出身。 ゴッドハンド技術(レプロースト、ビューディア)取得者。 20代の頃は、美容のトレンドやデザインに惹かれこの業界に入ったが、30代になり、トレンドやデザインを実現・追及するには、肌質、髪質、健康、メンタルなどの本質的な美しさが整っていないと実現できないことに気付き始めた。バイオプログラミングやゴッドハンド技術と出会い、本質美の重要性を確信する。それ以来、デザインやトレンドを形にする仕事をしながらも、本質美のオピニオンリーダーとして、「ケアロジスト」という美髪の専門家として顧客にアドバイスしている。 味田の記事一覧はこちら

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