心の美容

メンタル 髪の悩み

たまには心の美容もしてみませんか?

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こんにちは、宮崎です。
昨日は、僕が大好きなお寺のお庭をお手入れする奉仕作業をしてきました。

まだまだ寒いですが、もう1ヶ月もすれば春がやって来ます。今の季節の植物たちは、花を咲かせる暖かい季節に向けて、準備し始めています。

この時期のお庭のお手入れというのは、「寒肥(かんごえ)」といって、植物たちに綺麗な花を咲かせてもらうためのお手伝いをします。植物に肥料をあげるというより、土をよくするという感じです。

 

庭園作業

↑僕ではありません。やり方教えてれる方

なので、肥料を混ぜたり、穴掘ったりするので、作業はほぼ土木作業です。(この肥料というが超臭いし、穴を掘るのもなかなかの重労働です。)

ハサミより重いものを持たないような超インドアな仕事をしている僕が、なぜこんな土木作業を行うのかと言いますと、心のほこりをとるためです。

仕事を頑張ってしていると、または、自分を向上させていこうと思うと、必ず目標というものが必要になります。そして、良い仕事というのは、人の悩みや要望に一生懸命応えていくということです。

その目標や要望や悩み・・・と言うのは、結局は人間の欲望が根っこにあります。なので、人は頑張っていると欲望に何かしら触れることになります。(向上しようとする欲望は、レベルが高いものなので、絶対必要です。)

仏教では、この欲望のことを「煩悩(ぼんのう)」と言っているようです。そして、その煩悩のことを「泥(どろ)」と表現することが多いようです。

目標に向かって頑張っていることや、人の悩みや要望に一生懸命に応えている姿というのは、泥をかき分けて、宝物を探っているイメージなんどと思います。その過程で、いろんなこと考えたり、知恵をつけたり、経験したりなどで人は成長していくのだと思っています。

そんな感じで頑張っていると、泥が爪やしわの深いところに入り込んだり、見えてないところに入り込んでいて、気付かないうちに固まってしまいます。

煩悩っていうのは心の世界ですよね。目に見えない世界です。自分でも気付かないうちに泥に覆われてしまいます。心が汚れすぎると、知恵もアイデアも出てこなくなって、体の動きも悪くなって、元気もなくなってきます。

たまには、泥を洗いながしてあげないといけませんよね。

じゃあ、何で泥を洗い流してあげればいいのでしょうか?

遊びに行く?
運動をして気分転換?
海外旅行で日本から離れる?
友人とお酒で楽しく過ごす?
好きなものを買う?

 

僕も色々試しました。
正直なところ、どれも気分はリフレッシュするんですが、泥が落ちたようには感じることができませんでした。きっと、泥を泥で洗っているだけなんじゃないかって思ったんです。

そこで、次は

美しい自然や作品を見て感動する
瞑想(呼吸法)する

などをしてみました。
泥から離れる感じですね。

それらの方法はいい感じでした。でももう一息なんです。きっと、回数がもっと必要です。
感動って、長い時間キープできないですよね。一瞬です。しかも、そんなに感動させてくれるものには出会えません。

瞑想や呼吸法も、あるレベルに達している時間は短いです。感動よりは長いですけど、やはり何時間もキープできません。

ところが、煩悩もなにもない美しい自然や作品に触れながら、しかも、自分が所有しているものでもないものに、ひたむきに向き合って奉仕している作業時間というのは、とても心地よいものです。ものすごく疲れますが、遊んでいても疲れますから、それは一緒です。

作業中は、仕事のことやプライベートなことを考えようと思っても、全然頭がそっちに働かないんです。かといって、ものすごく、作業に集中しているわけでもないんですよ。別にノルマがあるわけでもなく、上手い下手の評価もなく、疲れたら休んでもよし。

 

Morgens im Wald bei Nebel

そんなゆっくりな作業でも、頭は日常考えていることを考えれないです。これは不思議です。きっと僕が思うには、頑張ったり、向上しようとしたり、人に応えていく中でついた泥は、光のようなものでしか取れないんじゃないかなーとイメージしています。

そんな時間を6時間ほど過ごして、今はすっきりした気分でこの記事を書いています。僕はそういう時間を月に1回はとるように心がけています。

髪や肌というのは、ストレートに心や感情を表現しています。特に髪は強く瞬間瞬間で表現されます。あなたの毎日の美容のお手入れをより効果的にするためにも、たまには
心の美容にも取り組んでみたらいかがでしょうか?

昨日は雪が降ったりして極寒だったので、ニット帽を被っていたんですが、作業後、髪にニット帽のクセがついていなくて驚きました。日々のV3での手入れと、心が少し綺麗になった効果だと思うようにしました。

IMG_2196

この庭もあと3ヶ月もすれば、こんな感じで美しい庭園になります。そして、その庭園を見て、感動する人がいれば、その人の喜びが少しは自分に返ってくるんじゃないかなーて思います。良い連鎖ですね。

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Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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