ヘアデザイン 宮崎亮 白髪 40代 50代

ハイライトデザインで白髪をぼかす

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こんにちは宮崎です。

 

ハイライトデザインってご存知ですか?

 

ハイライトというのは、ヘアカラー技術のひとつで、部分的に明るい色にして、ヘアスタイルに陰影をつけ立体感や動きを強調させます

 

昔は「メッシュ」という言葉で呼ばれていました。今ではハイライトと言います。

 

メッシュと呼ばれていた時代は、デザインを奇抜にしたり、派手にしたりして、自分を主張する目的で行っていたので強めの言葉が使われていたのだと思われます。

 

しかし、メッシュという英語は、日本語で「網目」なので、本来は派手なデザインを意味するものではないですから、なぜメッシュと呼ぶようになったかが不思議ですね。

 

なので、海外の美容師さんにメッシュと行っても通じません。

 

ハイライトというとちゃんと通じます。

 

今のハイライトデザインは、派手にするというよりも、ヘアデザインをシルエットだけではなく、色の質感や変化を使って、さらにその方の顔や性格・情緒、髪質やライフスタイルにマッチさせていくという目的の方が強くなっています。

 

特に最近では、ハイライトを入れることによって「白髪の存在をぼかすことができる!」ということで、注目されています。

 

ここ2年ほど、RYUKOでもハイライトデザインをさせていただくことが増えました。

 

ハイライトデザインをされた方にご感想で多いのが、

・白髪染めだけど、明るい色を楽しめて嬉しい。
・白髪が気になるのが遅くなった
・髪が伸びてきても、重さが気にならない
・トップがふわっとしてるように見える
・伸びてきても、黒髪との境目が目立たなくていい
・周りの人からヘアカラーを褒められる

というお声です。
とても嬉しいです。

 

しかし、問題もあります。

・いつもより時間がかかる
・ハイライトの部分がパサついてくる

というものです。

 

これらの問題を解消して、特に白髪が気になってきたなーと感じている方に、安心して楽しくハイライトデザインを楽しんで頂けないだろうかと考えました。

 

RYUKOでは、ハイライトの薬剤(ブリーチ剤)を最小限の力にして、よりシンプルな工程で施術するハイライトレシピ(パターン)を設けました。

 

先日、白髪が気になってきたRYUKOスタッフ3人(味田、後藤、藤井)にそのパターンをテストしました。

 

 

まず味田。

 

味田らしく、はっきりと表面に目立たせたハイライトデザインです。

 

しっかり入っていますが、アルミホイルはたった5枚入れただけです。

 

味田の場合、ベースの色より10段階明るいハードなハイライトですが、ベースの色から3段階ほど明るいナチュラルな色でも明暗を楽しめるハイライトデザインです。

 

分け目からまっすぐ下ろすとくっきりしたハイライトが出てくるのですが、書き分けるとナチュラルになるというのも特徴です。

 

 

次は、後藤です。

 

後藤のデザインは、顔周りから耳後ろにかけて、表面よりやや内側にハイライトが見えるデザインです。カチューシャのようなイメージですね。

 

後藤はよく耳掛けをしています。

 

その時、分け目や顔まわりがペタッとして寂しい印象があったのですが、このカチューシャなハイライトによって耳掛けをすることで、よりハイライトが強調されて華やかさが出るようになりました。

 

耳の後ろにもチラッと出てるのも良いアクセントです。

 

耳掛けしたり、おろしたり、かき分けたりするごとに、出てくるハイライトの幅や位置が変わるので、本人も周りの人も楽しめるのが特徴ですね。

 

このデザインも、アルミホイル4枚使っただけです。

 

 

最後に藤井です。

 

藤井は、髪の表目や前髪にツヤ感や深みが欲しいけど、隠れたインパクトがあるのも似合うと思ったので、耳周りだけハードにハイライトを入れました。

 

下ろしているとほとんど見えません。よく見ると毛先が明るいのが見える程度です。

 

しかし、もみあげごと耳掛けすると、耳後ろにピアスのように明るいハイライトが現れます。

 

さらに、もみあげだけ残して耳かけすると、周りを驚かせるほどのハイライトが出てきます。インナーハイライトとも言われるデザインです。

 

このデザインもアルミホイル6枚使っただけです。

 

 

3人とも個性的に、しかも白髪をぼかせた

3人ともブリーチ剤を使っていますが、通常より1/4まで弱くしてあります。それでも綺麗にハイライトを表現することができました。

 

ハイライトを入れることによって、3人それぞれの個性をヘアカラーによってデザインすることができました。

 

そして3人とも、白髪の存在もぼかせられてるはずです。

 

もしあなたのTPOが許すのであれば、ぜひハイライトカラーでご自身の個性を引き出してみてください。

 

そのついでに、白髪の存在も忘れてみては。。。。

 

PS.

3人に後日、ご主人がハイライトデザインを見た時に、どんなリアクションがあったか聞いてみました。

「へえええええ。いいんじゃない。」

でした。

 

それよりも、女友達や、お姉さん、姪さんがとても褒めてくれたようで、髪型のレビューは女性に聞いた方がいいかもしれませんね。

 

 

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Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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