本来、人間は肉食に適しているのでしょうか?
答えは、「NO」です。
良質なたんぱく質を摂るために、
心がけてお肉を食している方もいらっしゃると思いますが・・・
地球上で一番力持ちの象や、
暑い砂漠でも歩き続けることができるラクダ、
人間にほど近く人間の3倍もの力持ちのゴリラは何を食べているのでしょう。
主な主食は、「フルーツ」と「草」です。
わかってはいるけれど、ちょっと驚きですね。
人間の歯にはとがった歯(犬歯)が4本あります。
ライオンは全部の歯がとがっています。
人間の歯は、上下左右に動き食べ物を砕きます。
ライオンは上下にだけ動きます。
人間の腸は体の10倍ほどの長さがあり、食品の栄養をじっくり吸収します。
ライオンの長は体の3倍ほどしかなく、
体の中で腐りやすい生肉を早く消化するためにできているようです。
そして、人間の爪は、木の実を採るのに取りやすく、
ライオンの爪は、皮膚を切り裂きやすくできています。
残念ですが人間の体はもともと「肉食」には適していないようです。
実は、お肉を食べても効率よくタンパク質にはなりません。
アミノ酸まで分解する必要があります。
特に日本人は肉の消化は苦手のようで、100パーセントは消化できないようです。
消化仕切れなかったタンパク質は腸内で腐って有毒ガスを出すそうです。
また、お肉はたいてい焼いて調理しますよね。
ですが、アミノ酸は加熱すると壊れてしまうそうです。
なので、生で食べれる植物からの摂取の方が効率が良いそうです。
やはり、人の体には人の体に合った食べ物がいいようですね。
もう一度食生活を見直してみましょう。
ちなみに、
バナナには人体に必要なたんぱく質がそのまま含まれているようです。