秋は必ず、夏の疲れが体に出始めます。髪におきる現象で一番多いのが、抜け毛。
そして次に多いのが、ぱさつきやごわつきです。
髪は、体や心の変化に敏感です。
自分自身で気が付いていないだけで、髪はとても変化しています。
夏の暑さで体が疲れ、そこに秋という季節の変わり目の自然現象に体もつられ、
体に異常が起きてきます。
秋の抜け毛もそのせいですが、
抜け毛の多い少ないの個人差は夏のすごし方や体調管理に影響するといわれています。
そのため、起きてしまった抜け毛はそのときケアしても防ぎきれません。
しかし、一番大切なのは、抜けた髪の次に新しく生えてくる髪のことを考えてあげることです。
抜け毛が起きたということは、毛穴が弱くなっているということです。
その状態が自然に回復してくれるまでにはとても時間がかかります。
しかも、夏の疲れで体が弱くなっている状態では、自然に回復しにくい状態です。
髪の質は頭皮の状態に比例するので、
頭皮が弱くなっている期間に作られる髪も弱い状態のものになってしまいます。
ほそい、ぱさつく、くせがある、伸びない、髪の寿命が短い・・・
など問題を抱えた髪が伸びてきます。
しかし、頭皮や髪の不具合は痛みを感じにくく、
不調に気がつかないので、そのまま放置しがちですが、
その間、髪はどんどん衰えていきます。
その繰り返しで慢性的に悪い髪質になってしまい、
髪の不調を強く感じたときには、なかなか改善することができなくなってしまうのです。
そうなると、髪型もまとまらなくなったり、手入れが大変になったりなど、
髪質の不調が目に見えたものになってしまいます。
抜け毛を感じたら、早めに次に生えてくる髪のための、頭皮や毛穴のケアをおすすめします