こんにちは。レセプション担当の後藤です。
私の主人は昔から通っている床屋さん(理容室)で髪をカットしていただいています。
先日、カット後に話していると、
「理容師さんと美容師さんって何が違うんだっけ?」と質問されました。
一般的には、
・理容室では髭や顔剃りをしてもらえて美容室ではカミソリが使えない。
・男性は理容室に行くもの、女性は美容院に行くもの
と、なんとなく認識している方が多いかなと思います。
私も、10年以上美容業界にいながらこれくらいの知識しかありませんでした…。
なので、少し調べてみました。
調べているとなかなか面白い歴史があることもわかりましたが、簡単にまとめると、、、
理容とは「容姿を整える」
基本的にはカット、シャンプー、顔剃り、髭剃りをして「整える」。数年前まで女性へのパーマの施術は出来なかった。
美容とは「容姿を美しくする」
カットはもちろんパーマやカラー、メイク、ネイル、着付けなどをして人を「美しく」する。
「整える」と「美しくする」微妙な差ですが、理容師と美容師の違いがなんとなく見えてきました。
「整える」というのは、元に戻すことであったり、常に同じ状態に維持していくことだと思います。
そして、「美しくする」というのは、今よりも良い状態であったり、良い気分になることではないでしょうか。
そのせいか、美容業界は理容業界よりも非常に変化が速いんです。
デザインのトレンドは日々変わり、新しい薬剤や成分が次から次へと出てきます。
美容業界は、常にアンテナを張っていないと、すぐに先が読めなくなるという、IT業界並みに激しい業界でもあるんです。
サロンの控え室では、トレンドをリサーチしたり、こういう髪質には〇〇を使ってみたらどうかなど、担当者関係なくスタイリスト全員でお客様の髪質の悩みを情報共有して解決策を話し合っている姿をよく見かけます。
最近でも新しい課題に対して、皆で話し合い、自分たちの髪で試し、施術方法やアイテムが追加されていました。
しかし、RYUKOのスタイリストは「年齢を重ねるごとに美しく」というコンセプトをとても大切にしています。
その点が、同じ美容師でもRYUKOの美容師は少し変わっているように思われるのかもしれません。
今のトレンドをデザインに取り入れたり、一ヶ月後のデザインの持ちを考えたり、今の悩みを解決するだけではないんです。
お客様の1年後、2年後、10年後も美しくいて頂けることも考えているんです。
「このやり方で、お客様の1年後が美しくなっているのか?」
という言葉をよく耳にします。
そのため、薬剤で頭皮に負担がかからないように常に研究していますし、プログレス技術のやり方も日々進化させています。
髪に衰えやストレスが強く現れているお客様に対して、プログレスや頭皮エッセンスを強くお勧めするのも、未来の髪のことを考えているためなんです。
RYUKOの3人の美容師は美容歴20年越えです。
毎回同じことをして、サラッと技術をやっているように見えるかもしれませんが、どんなお客様の悩みにも真剣に向き合い、悩みながらも日々勉強し進化しようとしています。
明日の髪の状態も気がかりかもしれませんが、1年後、2年後、10年後に今よりも美しく若々しい髪を実現するため、あなたも一緒に髪のプログレスに取り組んでいきましょうね!