宮崎亮 頭皮

冬のシャンプー法

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こんにちは、宮﨑です。

 

この冬は雪の量が多いのか?少ないのか?ちょっと気になりますが、皆さん冬タイヤへの交換は済まされましたか?

 

今日は「冬のシャンプー法」について書いていきます。

 

そして、、、
冬の頭皮ケアのポイントもわかると思います。

 

根本がベタッとせずふんわりとしやすくなって、地肌の乾燥を防ぐことができます。

 

始めにポイントを申し上げますと、、、

「冬は、皮脂を取り過ぎないシャンプー法と地肌の水分補給を心がけましょう!」
ということです。

 

冬になるとこんな悩みを持つ方が毎年増えてきます。

・根本がベタついて、ボリュームが出ない
・地肌がかゆい
・フケが出てきて肩に粉が乗る

 

また、僕たち技術者としての悩みも、、、

・地肌の匂いが強くなっている
・皮脂が邪魔してカラーの入りが悪い
・髪が乾かない

 

これらは、お手入れの仕方を冬用に変えていないから起きるのではないかと思っております。

 

冬の地肌は、夏と違って皮脂がたくさん分泌されます。

 

その理由2つあります。

1、空気の乾燥から守ろうとする

2、汗をかけない分、皮脂で補おうとする

 

地肌は空気の乾燥から髪を守ろうとしますが、気温が下がることで汗が少なくなりますので、守る働きを皮脂の分泌で補おうとします。

 

なので、冬は意外と地肌が脂っぽくなり、ベタつくことが増えます。

 

根本がベタッとしてボリュームが出なくなるのはそのせいです。

 

また、乾燥肌の方は、水分量と皮脂量がバランスが激しく崩れるので、皮脂が多過ぎて痒みが出る場合もあります。

 

ところが、間違ったお手入れで対処してしまって、余計に地肌の状況を悪化させてしまう方もいらっしゃいます。

 

その間違ったお手入れがこの2つです。

1、シャンプーの頻度を減らす

2、シャンプーで皮脂を落としすぎる

 

「乾燥しやすいから」
「寒いから」
「汗かいていないから」
という理由から、シャンプーの頻度を少なくしてしまうと、、、、

 

いつもより多く分泌された皮脂が蓄積され、乾燥により固まってしまいます。

 

この固まった皮脂は「酸化脂質」と呼ばれ、シャンプーではなかなか落とすことができない物質に変わってしまいます。

 

毛穴の詰まりや、匂い、菌の増殖、ベタつきなどが起きてきます。

 

シャンプー後、酸化脂質のベタつきによって髪が乾きにくくなり、余計にシャンプーするのがストレスになって悪循環が始まります。

 

皮脂が酸化脂質に変化するスピードは24時間と言われていますので、毎日シャンプーしないと酸化脂質が少しずつ蓄積されてしまうんです。

 

またその逆に、ベタつきが気になり過ぎて、シャンプーを強く行い皮脂を取り過ぎてしまう方もいらっしゃいます。

 

そうすると地肌は、、、

もっと皮脂を出さないと!」と勘違いして、皮脂の分泌量が増えてしまいます。

 

どんどんベタつくようになって、水分量と皮脂量のバランス乱れて痒みや湿疹が出たりします。

 

皮脂の分泌が追いつかなくなると、地肌が乾燥してゴシゴシシャンプーの負担で地肌が傷つき、フケが増えたりもします。

 

なので、季節に合わせたお手入れ方法を知っておくことはとても大切なんです。

 

冬用の適切なお手入れ方法は、この3つのポイントです。

1、シャンプーは基本、毎日行う

2、シャンプーの泡の力だけで皮脂を落とす。ゴシゴシ地肌をこすらない。

3、乾かす前に、地肌に水分補給をする

 

皮脂が酸化しないように、基本、毎日シャンプーしてほしいです。
ただし、、、

 

シャンプーの仕方にもポイントがあります。

 

シャンプーを泡だてたら、その泡を地肌にしっかり馴染ませて、こすらずに3分から5分ほど放置してください。

 

泡の力だけで皮脂を洗浄するんです。

 

シャンプーの種類によって洗浄力が違いますので、放置時間は調整してください。(RYUKOで提供しているシャンプーの洗浄成分はソフトなものが多いです)

 

毎日のシャンプーであれば、泡のせシャンプー法でも余分な皮脂は落とせますし、皮脂を落としすぎることはありません。

 

地肌を傷つけることもありません。

 

そして、、、

 

お風呂を出て、ドライヤーで乾かす前に、地肌や髪に水分を補給してほしいのです。

 

水分補給をすることで、地肌のバランスが整うので、皮脂を分泌しすぎる反応が小さくなってきます。

 

水分補給は、「M3.6」などの特殊な水を使用してください。

 

水分子と地肌細胞のタンパク質を結合させたいので、水道水では水分補給はできません

 

余談ですが、最近「ヒト幹細胞入りの水」とかも出てきています。

 

僕個人の見解では、、、
水分補給はできていませんし、あれは「ヒト幹細胞」ではなく、「ヒト幹細胞培養上清液」ですので、他人のヒト幹細胞を培養する時にでた上澄液です。

(別の効果で綺麗になるようですが、、、濃度が薄いものが多いと聞きます)

 

しっかり水分補給したら、ドライヤーで乾かしてください。

 

これが、冬の頭皮ケアのポイントです。

 

これで皮脂を取り過ぎないシャンプーと地肌の水分補給が実現できます。

 

色々お伝えしましたが、、、

 

まずは、シャンプーの仕方を「泡のせシャンプー法」に変えてみてほしいと思います。

 

放置だけなので、疲れずいつもよりシャンプーが楽だと思いますよ。

 

すでに地肌にベタつきを感じる方には、何回か繰り返さないとスッキリしないかもしれませんが焦らずに継続してもらいたいと思います。

 

 

 

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Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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