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RYUKOのヘアデザインの目的

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僕が、美容師になりたての頃は、美容師向けの業界誌に掲載されている、とってもモードで芸術的なヘアデザインをみて、”自分もあんなヘアスタイルを創れるようになりたい”ってよく思っていました。

 

美容師の大会にもよく出ました。大会で受賞するヘアデザインは、非日常的な時代を反映した芸術的なヘアスタイルです。それはそれで楽しかったです。(ちなみに、全国で2位、東海で優勝経験あり)
ですが、今では、全く興味がありません。

 

なぜかというと、、、

 

今は、人の顔や、全体のバランスを見るようになったからだと思います。
昔は、髪だけしか見ていなかったのだと思います。今では、髪は全体の一部としか思っていません。
だから、髪は重要ではないかといえばそれは全然違います。

 

全体を見るようになればなるほど、髪のデザインや質感は、顔の見え方や雰囲気にすごく影響するのを知ることができました。

 

髪型の丸みの位置、長さ、高さ、ボリューム感のコントロールで、顔の骨格やイメージが大きく変わります。

髪のツヤ、潤い、毛先の落ち着き、根元のボリューム感が整うと、清潔感、若々しさ、生活感に上質感がでてきます。

そして、髪型と髪質がバランスよく整うと、普段の髪の手入れも楽になります。

 

このようなことを強く実感すると、

髪型をアピールする仕事よりも、その人が美しく素敵に見える髪の仕事をする方が喜びを感じるようになりました。そのため、僕含め、RYUKOのスタイリストの価値観も同じように統一しています。

 

RYUKOのヘアデザインの目的は、
”お客様の顔が美しく見え、髪質が若々しく、手入れが楽”
この3つを最大の目的にし、そして、勉強しています。

 

お客様もこの価値観に共感していただける方が多く、仕事をとても楽しんでおります。
これからも本質的な美容に力をいれて頑張っていこうと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

 

PS.そのため、僕はトップトレンドや芸術性は、苦手になってしまいました。

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Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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