こんにちは、宮崎です。
先日、フェイスブックから友達申請の通知がきました。また怪しい人かなーと思いながら、とりあえずチェックしてみました。
すると、懐かしい見覚えがある名前が出ていたんです。中学時代の女子の同級生からの友達申請でした。旧姓のままだったのと、珍しい苗字だったのですぐ誰だかわかりました。
それと同時に、自分があることにフェチだったことをふと思い出したのです。もちろん、当時の自分はフェチだという感覚はありませんでしたよ。
でも、今の自分と、当時の自分の記憶がリンクして、そのフェチ具合に気づいたんです。不思議な体験でした。
友達申請してきた彼女のことは、印象的な名前だけでなく、覚えていた理由がありました。それは、当時の僕は、彼女のことが気になっていたからです。
その気になっていたという理由は、個人的な恋愛感情ではありません。その理由で気になっていた女子は何人かいました。
その理由というのが、ストレートでツヤツヤで綺麗な髪な、ショートボブだったということです。しかも当時は、サイドパートで片方の髪が長いアシンメトリーなデザインが流行っていたと思います。
その髪型と髪質が大好きでした。
15歳の僕は、そういうフェチだったのです。
顔とか、性格とか関係なく、その髪型と髪質というだけで興味を惹かれ、仲良くなっていた記憶があります。
その友達申請してきた女子は特に趣味もあい、好きなラジオ番組のこととかよく喋っていた友達でした。もちろん、友達申請の許可をして、メッセージで「久しぶり〜」とやりとりをしつつ、彼女のプロフィールや写真をチェックしてみると、、、
あの髪ではなかったのです、、、
髪型だけでなく、髪質もなんか違っているような、、、
この25、6年の間に、あの美しい髪がこんなに失われているなんてちょっとショックでした。生まれつきで美しい髪は、なんだかんだ年齢を重ねてもそれなりに美しいはずだと思っていましたが、そうではないようです。
髪は、加齢、体調、食生活、メンタル、睡眠、、、と色々なことに影響します。それはわかっていますが、美しさを保つだけでもすごく大変なんだということを実感しました。
もし彼女が、髪のプログレスをしたら、またあの美しい髪に戻るんだろうなーと思いながらも、いきなりそんなことを言ったら、商売されていると思われて誤解されるのが嫌なので、言うことはできていません。
もし、あなたの髪が15歳の頃ほどではないにしても、当時の男子同級生から、
「やっぱり昔から髪が綺麗だったからさすがだねー」
「昔より髪綺麗じゃない?」
なんて言ってもらえたら素敵だなーと想像してしまいました。
同級生の彼女に言えない代わりに、RYUKOのお客様にそのエネルギーを注ごうと決意しました。
PS.
僕が美容師になろうと思ったのは、高2の冬でした。しかも思いつきのように、、、
実はその思いつきが、15歳のフェチズムが影響していたんじゃないか?と思うと今更驚きです。
しかも、過去にコンテストで受賞したデザインもショートボブばかり。潜在意識の影響力はすごいなー。