ワシントン大学の今井眞一郎氏が、長寿遺伝子を活性化させ老化のスピードを弱める薬の論文を発表し、米セントルイス大学とワシントン大学と慶応大学の共同で人体への臨床試験の計画を立てたことが記事になっています。
日本人が発見。夢の夢の「若返り薬」が、日米共同で人体実験開始
マウス実験では寿命が16%延び、糖尿病のマウスに1週間NMNを投与したら血糖値が正常になるなど、劇的な効果が得られています。
NMNは、加齢に伴い働きが弱まるサーチュイン遺伝子(いわゆる長寿遺伝子)に働きかけ、老化の速度を弱める
以前にもこのブログで、長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)についての記事を書きました。人間だけでなく、昆虫以上の生物にはこのサーチュイン遺伝子を持っていて、その活性具合や構造によって健康的な寿命が決まってくるというものです。
世の中には、色んな健康サプリがありますが、このNMNはサプリレベルではなく、薬というレベルみたいですね。若返りの薬という売り方はしないでしょうが、生活習慣病などの改善などに効果が出る薬になるのではないでしょうか。
10人の健康な人にNMNを投与して安全性の確認をした後、数年かけて体の機能の改善効果の有無を調べる
一つ、気になるのが、医学のいう若返りと、美容のいう若返りとはなんとなく意味合いが違うように思いますね。医学では、健康で寿命が長いことを言っている感じがします。
美容では、髪や肌や身体、メンタルが実年齢より若く見えることを言いますよね。この差は微妙ですが、実現する方法は全く違うように感じます。
記事になっていたNMNという薬は、どういったものなのかわかりませんが、それを飲んだら髪がつやつやになった。肌がプルプルになって顔が上がった。腰にくびれができた。なんてことがおきたらすごすぎですね。
でも、なんとなく違うように思いますが。