ヘアカラー 宮崎亮

ドイツは日本より厳しい!!

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こんにちは、宮崎です。

 

今日はヘアカラーのバージョンアップ情報第2弾です。
第1弾では、アルカリ剤の安全性を高めたお話をしました。
今回は、色素の安全性についてお話をしていきます。

 

ヘアカラーの施術によって、
かぶれてしまう方がいらっしゃいます。
これには二つの原因があるんです。

 

一つは、アルカリ剤によっての刺激。
もう一つは、色素によってのアレルギーです。

 

アルカリ剤による刺激の特徴は、
施術中から始まります。
薬剤が地肌についている時にピリピリしたり
熱くなったりします。
すぐに薬剤を流してしまえば、
その刺激は落ち着きます。

 

色素によるアレルギーは、
ヘアカラー施術後に起きます。
次の日にかゆみが出たりなど、
反応が遅れて出てくる特徴があります。
敏感な方は、薬剤を塗られた直後から出る場合もあります。

 

しかも、その反応は結構ひどく
かゆみが長く続いたり、
かさぶたができたり
滲出液が出たりなど、
アルカリでの刺激とは違います。

 

ヘアカラーには絶対に欠かせない色素の多くが、
アレルギー物質です。
漆(うるし)や藍(インディゴ)もその一つです。
漆の木の下をくぐっただけで、
顔が腫れるという人もいるくらいです。

 

なので、天然だから安全とか、
人工物だから危険というわけではありません。
また、個人差もありますので、
全く反応しない方もいるし、
少しだけかゆみが出るだけという感じで、
反応には強弱様々です。

 

肌だけではなく、お腹が痛くなる方や
気管支が反応して咳き込む方もいらっしゃいます。

 

ヘアカラー剤に使用される色素のほとんどが
「ジアミン」
という物質です。

 

ジアミンという小さい粒子が、
過酸化水素と反応して、いろんな色を発色します。

 

このジアミンにも、いろんな種類があるんです。
日本でのヘアカラー剤の一般的なジアミンの種類は
「パラフェニレン・ジアミン」
と言います。

 

このパラフェニレン・ジアミンですが、
100人に10人から15人は反応してしまう物質です。
その代わりに、とてもよく染まり、
鮮やかな発色をするという特徴を持っています。
コストも低いそうです。

 

ところが、この成分はドイツでは使用禁止なんです。
ジアミンというのは、
毛皮などの染色にも使用されるものでして、
過去にパラフェニレン・ジアミンを使用して染めた毛皮で
かぶれたという報告が上がって以来、
ドイツでは使用が禁止されたそうです。

 

なので、ドイツ産のヘアカラーには
このジアミンが使用されていません。
ドイツの法律はどんどん厳しくなっているそうです。
ですが、日本の法律は徐々に緩くなっています。

 

緩くなることで、今までできなかったことができるとか
コストが低くできるなどの良い面もあるのですが、
健康面への不安という面もあります。

 

ドイツのヘアカラー剤で許されているジアミンが、
「パラトルエン・ジアミン」といって、
100人に1人から5人が反応する物質です。
パラフェニレン・ジアミンの10分の1ですね。

 

全くアレルギーが出ないわけではないのですが、
10倍安全な成分です。
しかし、発色がしにくい、コストが高いという
デメリットがあります。

 

日本産のヘアカラーでは、
パラトルエン・ジアミンを使用しているものは
ほとんどありません。

 

ホームカラーは特に、
たっぷりとパラフェニレン・ジアミンが使われています。
なので、よく染まるんですね。

 

僕自身、この情報は今回の研究で初めて知りました。
お客様の中に、
カラーをすると痒くなる方がいらっしゃいました。
色々試行錯誤しても痒くなるんです。
しかし、ドイツ製のカラー剤を使った時は痒くならなかった
という事実がわかり、
でも、その理由がわからないでいました。

 

今回の研究で、薬剤メーカー等から話を聞いて
やっと謎が解けたんです。

 

ということで、
バージョンアップしたカラー剤は、
日本産より10倍安全な
ドイツのカラー剤を使用することにしました。

 

僕自身も軽度ですが、ジアミンアレルギーです。
ここ数年はヘアカラーをしませんでした。
しかし先週、思い切ってチャレンジしました。
その結果、、、
全然痒くなりませんでした。

 

また、髪の調子もよいです。
プログレスの邪魔もしないようです。
少しでも、体や頭皮と髪の負担を減らして
プログレスを高めていくために
今後も色々と研究していきます。

 

バージョンアップ情報は、まだまだあります。
次回は、有害金属と発色の関係についても
お伝えしていきますね。

 

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Ryo MIyazaki

Ryo MIyazaki

1976年岐阜市生まれ。RYUKO(リューコ)代表。 高校卒業と同時に美容室入社と専門学校に入学(通信制)。 最初の5年は何をやってもうまくできず、同期で一番遅れていた。それでもめげずに、毎晩毎晩深夜まで、ひたすら練習。パーマやカラーやトリートメント剤の害や、かなりのストレスのせいかアトピーが発症し、身体中がひどいことに。20代でアトピーが起因の白内障になる。それでも負けずに、全国的技能五輪で銀賞、パリでの修行、そして、美の本質に気づかされたゴッドハンド技術「レプロースト」や「バイオプログラミング」に出会う。。。 続きは、<プロフィール>をご覧ください

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