つい先日のサロンでの出来事。
お客様をお見送りしようと、入り口に先回りしてドアをあけようとしたら、なんと履いているヒールのかかとが日除けのためのロールカーテンのヒモに引っかかかってしまいました。
足を上げたりいろいろ試みてみてもはずれず、前にも後ろにも動けなくなりあわや転倒かとおもいきやなんとか持ちこたえ、無事お客様をお見送りできました。
どうしたらあんなところにひっかかるのかは今だに謎ですが・・・。
オープン以来あのヒモに引っかかったのは私だけです。
お見送り後はみんなに爆笑されましたが、10㎝ほどのヒールで片足がひっかっかては安定感がないため、あそこで転倒しなくてよかったなーと今でも思います。
きっとこれは、最近実践している”体幹を 鍛える”と”脚の筋肉をつける”の効果なんじゃないかなと思います。
少し鍛えようかなと思ったきっかけは、1日仕事が終わると脚のむくみがひどいのととても疲れやすくなったので、このままでは1年後もっと大変なことになると思い、運動嫌いな自分に自宅でできる簡単なトレーニングをするというミッションを与えてみました。
脚の筋トレだけでいいんじゃないの?そもそも体幹って??
体幹とは、「人間の身体の頭部と左右の手足を除いた身体のコア(中心)の部分」だそうです。体幹が 鍛えられると姿勢が良くなったり、体全体のバランスをとる役割を担ってくれるというもの。
なので体幹を鍛えると、体を支える筋肉が土台の機能をしっかり果たすことによって動かす筋肉もその役割を果たしてくれるので、脚の筋肉をつけるだけでなく同時にやってみようと思ったわけです。
体幹を鍛える方法と効果
バックブリッジ
① 仰向けになり、脚を肩幅に開いて両膝をたてる
②骨盤を持ち上げるようにしてお尻を上げる
③上げきったところで3秒静止する
④10回×3セットが目安
Point・・・お尻を上げながら息を吐き、戻す時に息を吸う
バックブリッジは、体幹の他に、背筋、お尻、太ももの裏を鍛えることができるので、普段使わない筋肉をしっかり使いボディシェイプ(特に後ろ姿)にもなる。
脚の筋肉を鍛える
スクワット
①両足を肩幅くらいに開いてたつ。
②背中をまっすぐ伸ばし、顔、おへそ、つま先、膝は前を向いた状態にする。
③両手は肩のラインまでまっすぐ前にあげる。
④太ももと床が平行になるように、ゆっくり腰を落とす。横から見たときにお尻が後ろに突き出たような姿勢になる。膝がつま先より前にでたり、背中が丸くならないように注意する。
間違った姿勢は膝などを痛める原因になるので気をつけましょう。
最初は少しキツイなと感じます。
10回くらいでキツイなと思ったら、あと1回頑張ってみてください。限界を少しだけ超えると、筋肉が反応してくれます。
太りにくい体質
下半身には約7割の筋肉が集中していると言われます。スクワットをするだけで、全身の筋肉量もアップし基礎代謝があがり、太りにくい体作りにもなります。また、脚の筋肉がポンプの働きをするため筋肉量が少ないと血液やリンパなどの体液を押し上げることができなくなりむくみがひどくなる原因にもなります。
体幹を鍛える方法や脚の筋肉を鍛える方法やはたくさんありますが、この2つは基本として私が実践している方法です。
はじめは数回やっただけで脚がプルプルして、自分でもあまりの出来なささにおどろきました。でも毎日コツコツと続けるとだんだんできるようになるものです。数日やれば鍛えられるというものではないですが、以前より疲れなくなったように感じます。
また筋肉量が1キロ増えると基礎代謝量は50キロカロリー増えるためシェイプアップにもなります。いつまでも綺麗で若々しく、そして年をとってもしっかり自分の脚で歩けるように健康と美容のために無理のない範囲でやってみてください。一ヶ月もすると少し体の変化がみられますよ。